読書の腕前 (光文社新書) | |
岡崎 武志 光文社 2007-03 売り上げランキング : 262045 おすすめ平均 よくある読書論です。 小手先のテクニック論ではなくて、感動して泣いてしまう必読書 読書好きには参考になる Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「自分は結構本を読んでいるぞ!」とか「本読みてー」と想っている人向けの本。
基本的には著者が「なぜ本の虫になったか」を自分の人生を振り返って語る内容だが、独りよがりになる訳でもなく、読書好きならば「あー分かる分かるその気持ち!」と思わず言いたくなるような文章が多数ある。
印象に残ったのは「良質の読書を経験する為にはツン読が必要」といった下り。「ツン読」とは別に今はやりのツンデレとは無関係。漢字で書けば「積ん読」。
つまりどんどん本を買い込んでどんどん積んでおけ。という意味。
ただし条件があり積んでおくのは自分の机で視界はいる場所。本棚や押し入れにしまってはいけない。山積みになった本を見ていれば読みたくなるし、タイトルを覚えておけばふとしたきっかけで読むようになるよ、という意味。
自分の読書方に不安がある方。最近おもしろい本をよんでないなぁと言う方。
本を読みすぎだと怒られている方は読むといいかも。
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