2008年5月14日水曜日

現在のCPUの特徴

PhenomはTLBに問題があったけどxx50の数字を持つシリーズで解決済み。
仮に問題がある奴でもServerとして使わなければ特に問題にぶち当たる事は殆どない。

■AMD Phenom
ネイティブクアッドコア。
AMD製CPUが真価を発揮するのは大量のデータを頻繁にやりとりする必要がある時。Phenomは64bitメモリコントローラを二つCPUに内蔵している。メモリコントローラを内蔵している事でメモリアクセスにおける遅延を少なく出来る。
さらにUngangedモードを使うと、2つのコアから来るメモリアクセス命令を、2個のメモリコントローラがそれぞれ処理するのでマルチコアにふさわしいメモリアクセスを行う事が出来る。
※通常のデュアルチャネルでは、一個のコアが二つのメモリコントローラを占有してしまう為に別のコアが待たねばならなかった。現実的にシングルチャネルの帯域幅を超える量のアクセスは希なのでここに無駄が発生していた。

■Intel Croe2
ネイティブデュアルコア、32bit特化型CPU。
単純なCPU処理能力は最高クラス。おすすめはデュアルコアまで。クアッドに関しては次世代のNehalemを待った方が良い。(Phenomに近い構造になるので色々有利)。
またバスであるFSBもマルチコアには不向きなので、恐らくCore2DuoでもFSBがネックとなってそのCPUの性能を100%引き出し切れてないと思われる。

あとちょっとネットで見かけたけどAMDとnvidiaの相性が特別良いなんて事はない。
AMD製CPUがゲームに向いてる時期が長くあり、その期間中チップセットは実質nvidia一択状態だった。
で加えてGeForce7000以降は単純な3Dゲームの能力はGeForceのが上だったのでVGAもGeForceが選ばれ安かった。となるとチップもVGAも同じメーカーだから相性問題が起こりにくかった。
加えて組み合わせが多い=ユーザが多い=トラブルが発見されやすい=バグ修正がはやい=安定させるのが早かった
という事。

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